Statement

一般社団法人ハイドロブラストは、映像、舞台芸術、パフォーマンス、展示などの表現活動を通じて、人が生きる身体、記憶、ケア、労働、そして他者との関係性について問い続けてきました。

私たちは、⺠族、国籍、人種、皮膚の色、血統や家柄、ジェンダー、セクシュアリティ、 障がい、疾病、年齢、宗教、信条など、いかなる属性を理由とする差別や排除、またそれ を正当化する思想を認めません。同時に、世界各地で起きている暴力や人権侵害に対して、深い痛みと関心を持っています。

ハイドロブラストの作品は、特定の国家、政策、紛争、思想を支持・正当化することを目的としたものではありません。私たちは、芸術を即時的な立場表明や結論の提示の場ではなく、異なる経験や感覚、時間、立場が交差し、問いが立ち上がるための場として捉えています。

他者を理解することの不可能性を前提としながらも、それでもなお「どのように共に生きることができるのか」を考え続けること。

ハイドロブラストの創作は、そのための試行であり、対話の入口であり続けたいと考えています。

私たちは今後も、暴力や排除に抗しつつ、表現の自由と、多様な方法論が共存できる環境を大切にしながら、ひとつひとつの作品、社会で起きている事象や不条理に、私たちなりの仕方で、誠実に向き合っていきます。

 

一般社団法人ハイドロブラスト代表 太田信吾

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