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 『エディブル・リバー』『エディブル・リバー』、第六回伊那VALLEY映画祭に参加
7月に長野県伊那市で開催される映画祭、第六回伊那VALLEY映画祭に参加します。
天竜川流域のざざむし漁とざざむし食文化を後世に伝えようとする上伊那農業高校・GLOCALコースの高校生たちの取組を描いた『エディブル・リバー』と、山間過疎地の清掃に自ら励む自閉症の青年・髙橋祐太さんが営みを通じ多方面から評価され寛解されていくプロセスを描く『秘境駅清掃人』(短編版)を上映いただきます。7月26日の上映後、太田信吾監督がトークに登壇します。
『壊された5つのカメラ パレスチナ・ビリンの叫び』のほか、山田洋次監督が蜂の子食文化を描く幻の作品や、旧知の久保田桂子監督の作品はじめ、色々楽しみな映画祭です!
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第六回 伊那VALLEY映画祭 7/26(金)~28(日)開催!

~天竜川流域文化圏から日本を掘る、世界を視る~

会場:かんてんぱぱ 西ホール 【入場無料】

 

主催:伊那VALLEY映画祭実行委員会 一般社団法人 井上井月顕彰会

協賛:伊那食品工業株式会社 株式会社FRACORA

後援:伊那市 三遠南信地域連携ビジョン推進会議(SENA)

協力:伊那ケーブルテレビジョン 上伊那郷土研究会

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カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2024インダストリー部門のピッチ・プログラム
「First Cut+(プラス) Summer Edition 2024」にて日本初の受賞!
「First Cut Lab Japan 2023」参加企画『沼影市民プール

今回の映画祭参加をご支援いただいた映像産業振興機構【VIPO】公式サイトに、First Cut+アワード受賞コメントを掲載していただきました。インディペンデントとして、映画制作を行っていくことに関して、プロデューサー、監督それぞれの視点から言及させていただいたので、一読していただけると嬉しいです。
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VIPO(ヴィーポ)は、経済産業省、令和5年度「我が国の文化芸術コンテンツ・スポーツ産業の海外展開促進事業(コンテンツ産業の海外展開等支援)(JLOX+)」の一環として、日本映画を対象とした実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan」および次のステップとなる映画祭戦略や海外配給等の海外展開をサポートする「First Cut+ (プラス)」を実施しています。
この度、「First Cut Lab Japan* 2023」参加企画『沼影市民プール』(プロデューサー:竹中香子/監督:太田信吾)が、2024年6月30日(日)~7月2日(火)にカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭2024で開催されたピッチ・プログラム「First Cut+(プラス)Summer Edition 2024」にて、日本企画としては初となる「First Cut+ Works in Progress Award」を受賞しました。

【受賞コメント】
竹中香子 Kyoko TAKENAKA
プロデューサー(一般社団法人ハイドロブラスト)
カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭での経験は、今回が初めての長編プロデュースとなる私にとって、大変貴重なものでした。私は、10年近くフランスで演劇に関わっていましたが、太田監督と短編映画『現代版城崎にて』を制作したことをきっかけにプロデューサーとなりました。『沼影市民プール』は、First Cut Lab Japan 2023に選出いただき、国際映画祭のプログラマーやプロデューサーから国際的な視点で多様なフィードバックをもらいました。ピッチングで、私たちのチームが完全なインディペンデントであること、そして、低予算で製作した作品ではあっても、映像芸術として絶対的な自信を持っていることをお伝えし、このような賞を頂くことができたのは、ひとえに太田監督の作品の力であり、彼が社会に投げかけた問いが、国境を超えて伝わったと肌身で感じる出来事でした。世の中は、インディペンデントでなければ撮影できない現実で溢れています。そして、世の中で見えないことにされている現実を、あえて現出させることは私たちアーティストの使命です。この映画に関わってくださった全ての方々に感謝の意を表明するとともに、映画完成まで邁進していくことを誓います。

太田信吾 Shingo OTA
監督(一般社団法人ハイドロブラスト)
都市開発における心のケアというテーマは普遍的な題材だと感じていましたが、今回の受賞でそのことに改めて自信を持つことができました。国際経験豊かなメンターたちによって海外映画祭への展開に必要不可欠なスキルや知識を学べただけではなく、今まさに私たちが実践的に制作している映画をいかに国内外に届けるか、試行錯誤の刺激的な時間を過ごさせていただきました。インディペンデントで忖度のない映画を作り、世界に届けていく上でとても心強いプログラムでした。制作段階からプロセスを信頼できる他者との共有は、多面的に映画のポテンシャルについて試行錯誤する時間はかけがえのないものでした。政府は「新しい資本主義」の一環として、映画やドラマなど日本のコンテンツ産業の制作現場を官民連携で支援し、海外展開をさらに後押しする戦略に取り組み始めていらっしゃるようですが、このプログラムこそまさにその理念にあったものだと感じました。是非、若い才能が世界に羽ばたくために今後もこの事業が国のサポートも受けながら日本で開催され続けていくことを切に願っています。引き続き制作に邁進してまいります。今回は本当にありがとうございました。

 

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映画『沼影市民プール』、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭インダストリー部門の8作品に選出されました!

映画『沼影市民プール』が、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭インダストリー部門の8作品に選出されました!

監督の太田信吾と、プロデューサーの竹中香子が、VIPO(映像産業振興機構)から助成を受け、プラハ近郊に位置するカルロヴィ・ヴァリに6月29日から7月3日まで派遣され、世界各国の映画祭プログラマーの前で、ピッチングを行ってきます。

応援、どうぞよろしくお願いいたします!

詳細はこちらから:First Cut+ Karlovy Vary 2024

ハイドロブラスト 第4回公演『ケアと演技』、無事、終了いたしました!

『ケアと演技』、全公演、無事に終了いたしました!

ご興味を持っていただいたすべての方に感謝いたします。今回の作品は、作品を上演することだけでなく、表現の現場でのハラスメント問題が表面化するなか、どのように演出家や作家が自ずと持ってしまう権力を手放してみるか、また、神聖ゆえに閉鎖的になりがちな創作空間をどのように開いていくかを、「多孔的」という観点から実践を伴い模索していくことも、創作の目的となっています。

以下、創作プロセスを中心に萩原雄太さんに執筆いただいた、当日パンフレットに掲載された鼎談を全文公開します。

応答できる身体で ─── 『ケアと演技』関係者鼎談 (文:萩原雄太)

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Yahoo!ニュース ドキュメンタリーに太田信吾監督作品が追加されました!

「買えなくなって困っていたの」地元住民の要望に応え継承した福島県川俣町のローカル納豆事業

 

福島県川俣町は、2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故から約6年間、避難指示の対象となっていた。この町の山木屋地区にある納豆製造工場の社員だった影山一也さん(41)は、避難指示が解除されると先代社長から工場を受け継いだ。自身のブランドで新たに納豆を売り出したが、避難した住民はなかなか戻らず、高齢化も進んで苦戦が続く。それでも、根強いファンに愛された地域の食文化を守ろうと、販路拡大に取り組んでいる。住民の思いを背に奔走する影山さんは、事業を軌道に乗せることができるのか?(Yahoo!ニュース ドキュメンタリー)

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