Works

Installation

〈記録メディア〉としての身体〜『最後の芸者たち』 レクチャー&映像展示 (2022)

Asian Artist Moving Image Platform(AAMP)に招聘作品
〜〈記録メディア〉としての身体〜『最後の芸者たち』〜
レクチャー&映像展示

http://www.a-amp.org/


磨き上げられた踊りや唄で客人を楽しませる芸者は、職業として日本各地から消えつつあるにもかかわらず、現在でも日本の接客や美意識を伝える存在と捉えられています。2022年に太田信吾が発表したパフォーマンス作品「最後の芸者たち」は、この一見あたりまえの「おもてなし」の演出を、俳優の身体を通し観察するこころみです。

映画監督の太田信吾は昨年秋から、アーティスティックコラボレーターである竹中香子をはじめとする創作チームとともに、文化の継承、エンターテインメント・システムとヒエラルキー、身体的性別と性自認といった事柄を考察しつつ、現役芸者への取材や芸事の稽古などを重ねてきました。今回は2022年9月に東京で初演され、その後、日本各地で上演された本作の上演映像の上映とレクチャーを実施します。

韓国に日本の芸者が渡来して活動をした歴史や、韓国の妓生(キーセン)文化とのつながりなども再考する機会になるのではないでしょうか。


<Lecture/presentation>
Shingo Ota & Kyoko Takenaka
December 4(Sun) 16:00, Space Cell
*韓国語通訳あり

<Exhibition Date>
December 2(Fri) – 6(Tue), 2022
"Last Geisha" 50min 

 

 

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