「幽霊」を名詞ではなく、”死者に想いを馳せる”という行為として再定義する。その定義に基づき、プロジェクトメンバーである俳優がそれぞれに会いたいと願う”死者”に対してタクシーに乗車し、想像や取材、死者との対話を行う。その過程を経て書かれたテキストを身体・映像を駆使しながら上演する試み。「ダンス」「落語」「ドキュメンタリー」の手法を融合させた独自の方法論で“境界”や“領土”という抽象概念を問い直す。
スタッフ
作・演出:太田信吾
舞台監督:鈴木宏侑
音響:牛川紀政
宣伝美術:横山 雄
照明:中佐真梨香(空間企画)
振付協力:メンセ・カティ
英語翻訳:糸川里彩子
演出助手:宮越悠哉
制作:藤田理子
音楽:Kakinoki Masato(abirdwhale)
協力:エムマッティーナ、空間企画、チェルフィッチュ、デューズ、岡本あきこ、酒井清、Residency PACT Zollverein
キャスト
あゆ子 小宮一葉 森 準人 昇 良樹
関係者
助成:アーツコミッション・ヨコハマ、公益財団法人セゾン文化財団(フライト・グラント)
主催:ハイドロブラスト
Director
Shingo Ota
Synopsis
Redefining “ghost” as an act of “thinking about the deceased” rather than as a noun. Following this idea, the cast ride a taxi to the deceased they wish to meet to imagine an interview and a dialogue with the dead. An attempt to use the text written through that process while making full use of the body and images and reconsidering abstract concepts such as "boundaries" and "territories" by blending dance, rakugo and documentary.