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竹中香子の《ちょっとだけ“めんどくさい”俳優になるためのワークショップ》Part2
12月末にフランス演劇教育に関するオンラインレクチャーとワークショップを開催します。絶えず聞こえてくるハラスメント関連のニュースに心を痛めておりますが、私は「尊厳 dignity」という観点からアプローチしていきたいと考えています。他者の「尊厳」を大切にすることももちろんですが、まずは現場に関わるすべての人が、自らの「尊厳」を大切にすることとはどういうことかを参加者の皆さんと考えてみたいと思います。
フランスの教職過程では、演劇の創作現場に限らず、移民の子供たちが多く住む貧困地域で「尊厳」の教育を学びましたが、その時、自分の「尊厳」を大事にしているかどうかで、同じことを言われても、その言葉が「暴力」にも「意見」にもなりうるということを感じました。他者と関わる上で、一番大切な自分の「尊厳」を少しづつ育てていけたらいいなと思います。(竹中香子)

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演劇教育の可能性と俳優の「尊厳」について考える《レクチャー+ワークショップ》です。 Zoomで行う【座学編】ではフランスの演劇教育について、竹中香子さんがご自身の体験にもとづいて語ります。【実技編】では、座学編の内容を基づいたワークショップを少人数(16名)で行います。【座学編】のみの受講も可能です。演劇関係にとどまらず、教育関係のみなさまにも参加していただきたい講座です。

日時:
【座学編】2023年12月26日(火)19:00-21:30(Zoom開催、アーカイブ配信あり)[【座学編】のみの受講も可能]
【実技編】2023年12月27日(水)18:00-21:30(高田馬場 新宿区立戸塚地域センター)[【実践編】の受講料金には、zoomでの【座学編】の料金も含まれています。]

会場:
新宿区立戸塚地域センター(高田馬場駅徒歩3分)東京都新宿区高田馬場2-18-1
[二日目の実技編の会場となります。座学編は自宅等でご視聴ください]

料金と予約:
【座学編のみ】1500円(定員80名)
【座学編・実践編】5000円(定員16名)
ご予約と詳細はこちらから:peatix

プログラム
座学編(26日):
座学編はZoom配信となります。
前半は、グランゼコール(Grandes Écoles)と呼ばれるフランスの高等教育機関における国立高等演劇学校での俳優養成教育課程(3年)、後半は、コンセルバトワールなど行政機関が運営する芸術教育に携わる教員を養成する「フランス演劇教育者国家資格」取得のための教職課程(1年)について、実体験としてお話しさせていただきます。教職課程では、演技にまつわる授業だけではなく、芸術鑑賞や対話教育も積極的に取り入れられ、「他者とつながる」方法としての演劇の実践を学びます。また、移民国家としてのフランスにおける演劇教育として、貧困地域で育った子供たちや、さまざま宗教及び政治背景を持った子供たちの「自己肯定感」を高める役割にも言及します。

実践編(27日):
実践編では、座学編でお話した内容をもとに、フランスにおける俳優教育をアレンジし、俳優が単に戯曲や演出家の指示に従って、演技をする受け身な存在ではなく、ひとりのクリエイターとして創作に関わるアーティストであるという「尊厳」を養う、という観点から実技を交えて俳優教育の実践を行います。演劇経験が全くない方の参加も大歓迎ですし、実技は行わずに、ディスカッションのみに参加というスタイルも可能ですので、お気軽にご相談ください。

主催:MK企画/ハイドロブラスト
問い合わせ:mkkikaku2021@gmail.com(MK企画 片山)
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