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【情報解禁】「クロスプレイ東松山」 ハイドロブラスト『ケアと演技』

クロスプレイ東松山アソシエイトアーティストの活動の一環として行われる、『ケアと演技』デイサービス楽らく職員向け公演に続き、2025年4月12日と13日に、デイサービス楽らくにて、『ケアと演技』の再演を行います。再演ではありますが、介護福祉施設という場所の特性上、新演出プランで挑みます!

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

 

「クロスプレイ東松山」 ハイドロブラスト『ケアと演技』

パーキンソン病を患っていた実父の生活に10余年寄り添った在宅介護チームの「ケアの技術」に感銘を受けたアーティストの竹中香子は、父の死と「ケア」に改めて向き合うため、埼玉県東松山市の高齢者福祉施設にアーティストが一定期間滞在するプロジェクト「クロスプレイ東松山」に参加する。そこで利用者と介護者と共に過ごす時間の中で、自身が長年取り組む「演技」と「ケア」の重なりを見出していく。

誰かをケアするとき/演じるとき、自分と異なる相手とどのように関わり、想像することができるのか?

2024年5月に東京・有楽町で初演を迎え話題を呼んだ本作が、早くも堂々再演!さらに、今回の再演にあたり竹中は、デイサービス楽らくに再訪・滞在、施設職員に向けた上演を行い、共に滞在を振り返る。「楽らく」バージョンはそのプロセスを経て、さらに進化するだろう。竹中と盟友・太田信吾の身体と演技の交差、音楽家の島崎智子と服部将典によるピアノとコントラバスの演奏と共に「ケア」の根源を巡るパフォーマンスの旅が、原点の場所から、いま再び幕を開ける。

 

 

【アーティストコメント】

私はフランスの公共劇場を中心に俳優として数多くの作品に関わってきましたが、ある時、劇場にきてもらうのではなく、自分から動かなければ出会えない観客層がいることを痛感しました。演劇界の外に出てみようと、昨年度参加した『クロスプレイ東松山』で、介護士さんや利用者さんと過ごした時間は、「私たちは同じものをみて、違うことを感じている」という至極当たり前のことに対する葛藤と戸惑いの連続でした。何に価値を感じ、何に希少性を感じるのか。その背景に潜む断絶と向き合い、「違い」を恐れるのではなく、歓迎したい。今回は、作品と一緒にデイサービス楽らくに帰ります。平日はたくさんの利用者さんで賑わう福祉施設が「劇場」になる日をぜひ見届けにきてください。(竹中香子)

 

 

【公演日時】

2025年4月12日(土)11:00/15:00

2025年4月13日(日)11:00/15:00

開場・受付開始:開演の30分前

上演時間:約75分

 

 【会場】

デイサービス楽らく(埼玉県東松山市下唐子1574-1)


【チケット・取り扱い】

東松山市・比企郡在住者限定チケット:2,000円 *当日要身分証提示

一般:3,000円

 

 

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「かながわパフォーミングアーツアワード2025 ファイナル」出場決定!

3月15・16日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで行われるかながわパフォーミングアーツアワード2025 ファイナル出場させていただくことになりました!

昨年ハイドロブラストで発表した『ケアと演技』を、太田信吾さんとコントラバスの服部将典さんのデュオパフォーマンスとして、リクリエーションします。

より身体性に特化した作品を目指されば幸いです!みなさまのご来場をお待ちしております◎

 

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57の応募団体の中から事前審査によって選出された6団体と、神奈川県内の高等学校等に在籍する生徒により構成される団体を対象とした「22世紀飛翔枠選抜大会」で選抜された2団体が、30分以内の身体性を伴う舞台芸術作品を上演します。また、事前審査によって選出された6団体の中から、3月16日(日曜日)の審査でグランプリを決定します。

 

【出演団体】

  • 抗原劇場アレルゲンシアター
  • エンニュイ
  • SR/Yuria Onishi
  • 一般社団法人ハイドロブラスト
  • Chapter
  • 金子美月


【公演日程】

2025年3月15日(土曜日)~3月16日(日曜日)(各日1回・全2公演)

※3月16日の公演終了後、表彰式がございます。半券提示で無料入場可。

 

【会場】

KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ


【審査委員】

稲葉賀恵(演出家)
笠松泰洋(作曲家)
楫屋一之(神奈川県文化スポーツ観光局舞台芸術プロデューサー)
北村明子(振付家・ダンサー、信州大学人文学部教授)
西尾佳織(劇作家、演出家)
ひびのこづえ(コスチューム・アーティスト)
矢内原美邦(振付家、劇作家、演出家)

 

 

 

【出演情報】竹中香子が上田久美子自主公演『寂しさにまつわる宴会』に出演します

元宝塚歌劇団の演出家、上田久美子さんの退団後初の自主企画『寂しさにまつわる宴会』に、竹中香子が出演いたします。

1月24日から2月3日まで、蒲田温泉2階の宴会場で上演されますので、お誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。

公演のチケットで、都内でも黒湯の温泉として有名な蒲田温泉のお風呂にも入れます!

 

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寂しさにまつわる宴会

作・演出・出演 ▷ 上田久美子
出演・創作コラボレーター ▷ 竹中香子 三河家諒

温泉と、わたしたちの“宴会”への案内状

演出家・上田久美子は、風呂上がりの人々と皆で飲み、くつろぎ、余興の芝居を見る、宴会形式の演劇を作りたいと思っています。

芝居は、端役の役者と一人の労働者の物語。彼女たちは存在しているのに人は誰も彼女たちを見ない。寂しさが、至芸を生んでいく神話のような物語でもあります。
昭和から続く蒲田温泉の宴会場を、最後には演劇的異空間に変えていくことができるでしょうか。

宴会の司会をつとめる上田久美子は元宝塚歌劇の演出家、芝居に出演する竹中香子は実験的な作品などでフランスでも活動する俳優、同じく芝居に出演する三川家諒は大衆演劇とよばれる古来から伝わる旅芝居の重鎮です。手前味噌ながら、それぞれの世界では先頭を走ってきた豪華メンバーなのです。

でもこの三人は「混ぜるな危険」です。全く違う世界で生きる三人が一緒に作品をつくることは、簡単ではない。価値観の合う仲間で作る純度の高い作品ができるかわからない。でも、それって本当に無理なのか知りたくて、上田久美子はこの宴会形式の演劇を作ります。多様性とか世間では叫ばれていますが、それは「心地悪さ」の存在を許すこと、違いをそこにおいたまま同じ空間で、飲み、食べ、生きることだと思っています。

演劇の研究者だったり、だれかのおっかけだったり、温泉に入りにきた大田区民だったり、バラバラな皆さんと、この社会の寂しさを囲んで“宴会”をしたいです。

この“宴会”は、上田久美子が初めて企画・主催する公演となります。

 

会場

蒲田温泉 2階 宴会場
〒144-0053 東京都大田区蒲田本町2丁目23-2
蒲田温泉公式website ▷ ​​https://kamata-onsen.com
営業時間 10:00~24:00 

 

チケット

全席自由席/軽食やおつまみなどを楽しみながら観ていただける席もございます!

料金(税込・入湯料¥550込み)
初日割 ¥4,000(1月24日(金)19:00の回)
一般 ¥4,500
大田区民割 ¥3,500(要証明)
U25 ¥3,500(要証明)

チケット購入:Peatix(事前精算)
https://banquetforavoid.peatix.com

 

 

その他詳細はこちらから

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