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太田信吾監督作品『秘境駅清掃人』@浜松アクトシティ12/23

太田信吾監督作品『秘境駅清掃人』が、東アジア文化都市2023プログラムとして12月23日に浜松アクトシティにて上映されます。

お近くの方は、ぜひこの機会にお越しくださいませ。

 

【上映会詳細】

日時2023年12月23日(土) 10:00~13:00

会場アクトシティ浜松〒430-7790静岡県浜松市中区板屋町111-1 コングレスセンター 44会議室)

予約https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02cmcg6nmh931.html

料金情報500円

入場定員100名



【あらすじ】

愛知県半田市で車の部品製造の仕事をしている髙橋祐太さん(28)は趣味のロードバイクの輪行に訪れた長野県天龍村の秘境駅や山道が過疎で倒木や杉の枝などで荒廃している様子を目の当たりにする。彼は乗り降りがしやすいキックボードに乗り換え、秘境駅とその周囲の山道を月1回ボランティアで清掃するプロジェクトを始める。彼の清掃活動はやがて地域の人から注目を集め、秘境駅間(小和田→中井侍)を利用したトレイルライドの企画や観光列車の実現に向けて動き出す。

 

【監督ステートメント】

見えないものの中に、大事な問題が潜んでいるのだとしたら、そしてそれを我々映画作家がフィルムに焼き付けて記録/記憶し、未来の、現在の、観客に遺 すのだとしたら、スローに、広角に、物事を見なくてはならない。そんな問題意識に駆られていたタイミングで、私は本作の主人公に出会った。髙橋祐太さんというその主人公は平日は名古屋で製造工として働きながら、休みの旅に往復 六時間以上かけて長野県南端の秘境駅までローカル線で出向き、ローカル線の各駅を清掃して回る。さらに山道をキックボードで巡りながら、倒木や雑草枯 れ葉の除去をして、ツーリングに訪れる人々の事故や災害を防いでいる。なぜ、そんな途方もないことを?それもだった一人で? そんな疑問に駆られたが、彼とコミュニケートする中で気付かされた。「秘境駅が好きだ」そしてそれを守りたいという純粋な気持ちが、彼の行動を支えていた。彼の旅に同行し、ドキュメンタリーを紡ぎたいという想いに駆られた。 その旅路は日本が直面する少子高齢化とそれに伴う地方都市の過疎化、さらにその状況が巻き起こす林業の衰退、山間放棄地の現状といった課題を映し出してゆくだろう。青年の取り組みを追う中で天竜川流域の秘境駅周辺の豊かな自然環境を描き、日本の今を見つめながら、主人公が主体的に行動を起こすことでもたらされるささやかだけれども尊い(と信じる)社会変革を観客と共有すべく、このドキュメンタリー映画制作を決意した。(監督:太田信吾)

 


太田信吾監督作品『KIMONO ルネッサンス』がTokyo Docs 2023「Short Documentary Showcase」に選出されました!

太田信吾監督作品『KIMONOルネッサンス』(2023, 10min)が、ドキュメンタリーの国際共同製作を含む海外展開を支援するための国際イベント『Tokyo Docs 2023』 "Short Documentary Showcase"にノミネートされました!!



【あらすじ】

広瀬嶺さんは京都で舞妓として活動をした後、和裁の仕事など着物に関わる仕事をしてきた。その仕事の過程で古い着物が大量に捨てられたり、古物市で乱雑に扱われている事を知り、胸を痛める。彼女は廃棄される着物を集め、アップサイクルに挑戦する。



インスタレーション『KIMONO アップサイクル』展

 

『ドライブ・マイ・ソーラーキッチンカー』@東京ドキュメンタリー映画祭2023
太田信吾監督作品『ドライブ・マイ・ソーラーキッチンカー』が、12月に開催される「東京ドキュメンタリー映画祭 2023」に【応募作品数:499作品】中、上映45作品として選出されました!
長編+短編映画コンペティション「生活と環境」というカテゴリーで、『大崎から』という作品と同時上映です。

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キッチンカーで焼き鳥丼屋を営む男性が、車をソーラーカーに改造し、かつて原発反対運動を共にした福島の仲間を訪ねる『ドライブ・マイ・ソーラーキッチンカー』。「ごみリサイクル日本一」で知られる鹿児島県大崎町の分別の実際に密着し、地方の抱える問題をあぶり出す『大崎から』。日々の暮らしの記録から “エコ”とは何かを問う2作。

12月10日(日)16:55
12月18日(月)10:00
@新宿 K's Cinema
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ぜひ会場に足をお運びいただければ嬉しいです。
また、関係者の皆さまに、心よりお礼を申し上げます。


 
第14回せんがわ劇場演劇コンクール 専門審査員
第14回せんがわ劇場演劇コンクールにて、ハイドロブラストプロデューサー竹中香子さんが、専門審査員を務めさせていただくこととなりました◎
以下、竹中さんの審査員メッセージです。みなさまのご応募を心よりお待ちしております!

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社会に問いを突き付けたり、現実に水をさしたりする、芸術家の仕事は、万人にとって心地よいものではないでしょう。だからこそ、公共劇場としての機能を持つ『せんがわ劇場』が、芸術家の価値を担保していくことは非常に尊いことだと思います。私も星の数ほど、様々な公募に落ちてきましたが、審査員の力次第で、「落ちる」経験は、活動の「起爆剤」となります。作品創作という行為が持つ「切実さ」に真剣に向き合い、参加者の未来をエンパワーできるよう全力を尽くします。
『エディブル・リバー』@まるっとみんなで映画祭 2023 in KARUIZAWA

太田信吾監督作品『エディブル・リバー』が、『まるっとみんなで映画祭 2023 in KARUIZAWA』の信州監督特集にて上映されます!

長野県在住のみなさま、この機会にぜひ「ざざむし漁」の現在を観にきてください◎

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日時: 2023年 11月17日(金) 〜19日(日)

3作品を以下の順番で上映します。作品と作品の間に5分間の途中休憩があります。
①『プックラポッタと森の時間』(監督:八代健志|16分)
②『エディブル・リバー』(監督:太田信吾|20分)
③『まつもと日和』(監督:三好大輔|73分)

<上映時間>
11月17日(金) 14:30〜
11月18日(土) 16:00〜
11月19日(日) 15:00〜

会場:軽井沢町中央公民館 (長野県北佐久郡軽井沢町長倉2353-1)

※映画祭の上映会・イベントチケットをお持ちの方は無料で鑑賞いただけます。


『エディブル・リバー』(Documentary/ 2022/ Japan/ 4K/ Stereo/ Color/ 20min)

長野県の伊那谷では毎年12月から翌2月にかけて伝統的なざざむし漁が行われている。だが護岸工事による水質の変化や気候変動、漁師の高齢化などざざむし漁には多くの壁が立ちはだかっていた。 本作は50年近く愛着をもってざざむし漁を続けてきた漁師が引退するまでの2年間と、地域に根付いたざざむしの文化を未来へ繋いでいこうと動く高校生たちの交流・活動の軌跡を追いかけたドキュメンタリー。

 

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